インフルエンザA型にかかった話

病気
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はじめに

息子と夫がインフルエンザA型にかかりました。

経過、初めてのせん妄症状、新薬ゾフルーザの効果などを書きます。

 

小2息子の場合

診断前の症状

高熱と鼻水、咳、食欲不振でした。

特に高熱と食欲不振がひどく、熱は40度超えで一日20時間くらいとにかく寝ていました。

3日間くらいほぼ食べずに水を飲む程度でした。

 

経緯

息子が土曜日の夕方から突然高熱(39度)がでました。

土曜で病院が開いていないこともあり、寝かせていました。

次の日も38度~40度の高熱。

何度か解熱剤(カロナール)を使用しましたが、下がっても38度台で薬が効いているのか効いていないの分からないほど熱の勢いがすごかったです。

息子は2歳の頃に熱性けいれんを経験しており、けいれんしないか心配していましたが、けいれんはありませんでした。

代わりに初めてせん妄の症状がでました。

 

せん妄状態の息子の様子

せん妄とは、幻覚、錯覚、不安、精神運動興奮、失見当識などを伴う脳機能障害らしいです。
ネット情報だと子供が高熱の時にたまにあることなんだとか。
息子が発熱して2日目の夜中に突然、意味がわからないことを言い出しました。

息子「お腹に虫が来る」

母ちゃん「え?虫?」

息子「ここに(自分のお腹を指差して)虫が来る…」

母ちゃん「…?…今はいないから大丈夫だよ(;・∀・)」

虫というワードがなんだか幻覚っぽくて怖かったです…。

息子「(ニヤニヤしながら天井を見上げ)上と下が逆になったら僕飛んじゃうねぇ…」

母ちゃん「え?(゚Д゚;)上と下??(゚Д゚;)

・・・・(察する)ああ、飛んじゃうね(;^ω^)」

(気持ちを逆なでしないように話を合わせた)

「飛ぶ」というワードが怖かったです。
この辺からなんかおかしいと気付きはじめました
この時の息子は終始、目が合ってるんだか合ってないんだかわからない視線でした。
いつもは母ちゃんの言動に対して反応が早いのにこの時はとても遅かったし、反応がないことの方が多く違和感がありました。
息子の名前を呼んでも、母ちゃんのことをまるで初めて会った知らない人を見るような目で見てきた息子。
いつもと反応が違う、母ちゃんを知らない人のような目で見るだけで、息子が別人になってしまったような気がしました。

インフルエンザの時に使用してはいけない解熱剤

これはおかしいと思って、ネットで調べたら脳症というワードが出てきて焦りました。
熱がで始めたのは土曜の夕方でこの日は日曜で病院に行けず、月曜の朝に行こうと思ってたんです。
息子はただの風邪でも40度くらいの熱をよく出したので今回もそうだろうと思い込んでいました。
解熱剤を使用するときも、いつもは細かくチェックするのですが私も体調が悪かったので(ただの咽頭炎でした)夫に任せてしまい、「この解熱剤使うよ?」と言われてもそんなに考えることなく「いいよ」と返事してしまってました。
後でぞっとしましたが、インフルエンザの時は使ってはいけない解熱剤があるそうです。
ロキソニン、バファリン、ポンタール、ボルタレンなどはダメ
だそうです。
これらの薬を使用するとインフルエンザ脳症を誘発してしまう恐れがあるそうです。
インフルエンザの時はアセトアミノフェン系の解熱剤だったら問題なくカロナールは大丈夫だと分かったときは心底ほっとしました。
夜中にバタバタと不安になるくらいなら、日曜でも日中に救急に行っておけばよかった!と後悔しました。
この時期の解熱剤は気をつけないといけませんね…。

診察

次の日に小児科で検査をするとインフルエンザA型の診断を受けました。
息子の問診票を見て医師が「インフルエンザで高熱が出るとせん妄がよくあるんです」と言っていました。
よくニュースでは、インフルエンザの薬がせん妄を引き起こしてベランダから飛び降りちゃうとか聞いていました。
けれど、息子の場合は薬は関係なくせん妄がありました。
薬を飲ませていたら注意しますが、そうでなくてもせん妄があるとは思わず小学生になっても冬の高熱では気が抜けませんね。

薬はタミフル

薬はタミフルを処方され、医師から異常行動がみられる場合があるため子供から目を離さないように言われました。
実際は、薬を飲む前のせん妄のほうがひどく、薬を飲んだ後は寝言が多いくらいで異常行動はありませんでした。
ちなみに寝言は前日からありましたし前日の方が目を開けて話し始めたりとひどかったです。

服薬後の様子

最初にタミフルを飲んだのが月曜の11時頃。

その時は39度ありました。

そこから7時間後には36.4度になりました。

状態はずいぶんよくなり、寝ているときに寝言を言う程度で、異常行動はなくせん妄もありませんでした。

それでもまだ1・2日間ほどは睡眠時間が長く、よく寝ていました。

 

火曜日の朝に36.9度、夜に37.1度、水曜日の朝36.5度、夜36.3度でした。

水曜日以降は36.0~36.6度で平熱になりました。

 

熱は下がりましたが鼻水と咳は残り、食欲も完全に戻ってはいません。

けれど元気はあり、意味不明なことも言わなくなりちゃんと目も合うようになりホッとしました。

 

夫の場合

診断前の症状

関節痛、熱っぽさ、食欲がない

 

経緯

どうやって感染したかというと、日曜日の夜(息子が高熱)に間違えて息子の飲みかけのコップで水を飲んでしまったそうです(;^ω^)

そりゃ・・・うつりますよね。

慌てて葛根湯を飲んでましたが、インフルエンザは止められませんでした。

 

月曜の午前中に関節痛と熱っぽさを感じたらしく、息子のインフル確定を連絡すると自分もうつったことを確信して会社を早退して帰宅しました。

38度でした。

夕方に病院で検査しましたがこの時はインフル陰性。

抗生物質などの薬をもらってきましたが、熱は下がらず38.9度まで上がりました。

 

火曜日の朝に病院へ行き、検査でインフルエンザA型と判明しました。

熱は38.2度でした。

 

薬はゾフルーザ

夫は息子とは違う薬でした。

新薬のゾフルーザというものです。

医師から「ゾフルーザの方が効くから」と言われました。

薬剤師からは「タミフルよりゾフルーザのほうが早く病原菌を封じ込めるから効きが早い」と説明を受けました。

 

服薬後の様子

ゾフルーザは1回で飲みきりの薬だそうで、薬局で水を渡されてその場で飲みました。

薬剤師から副作用でおなかが緩くなると言われ、「飲んだ瞬間お腹がキュルキュルきた」そうですが前日からあまり食べていなかったので出るものがなくトイレに行かずに済んだそうです。(汚い話ですみません)

 

その後に熱が38.2度から39.4度まで上がりました。

薬を飲んだらもう安心!と私は安心していましたが、どんどん夫の熱が上がりしんどそうに寝ているので心配になりました。

夜中もずっと高熱で朝起きたら汗びっしょりかいて、37.5度に下がっていました。

それからは37度台が続き、木曜に36.5度になりました。

熱は下がりましたが身体重くスッキリせず、金曜になり36.2度でやっと身体が普通になったと感じたそうです。

 

回復の経過

 

タミフルを飲んだ息子

熱が下がるまで数時間、熱を測ったタイミングいうと7時間で効果が早く感じました。

 

ゾフルーザを飲んだ夫

熱が下がるまで丸一日ほどかかり、タミフルと比べると遅く感じました。

でも治ってからは元気そうです。

 

共通の症状

食欲不振がひどいです。

元気はあっても前ほどは食べられないようで、少しずつ量を増やしています。

 

それ以外は二人とも鼻水や咳がしばらく出ていました。

 

おわりに

息子が初めてかかったインフルエンザでせん妄に焦り、夫が聞いたことない新薬を飲んできたことを心配しましたが、無事に治りました。

 

 

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