過剰適応のその後~小2~

発達

はじめに

息子は過剰適応するタイプだと医師から言われました。

詳しくはコチラ → 「家で荒れる子供~過剰適応について~ 」

その後の様子をご紹介します。

 

「家で荒れる子供~過剰適応について」の続きとして書くので先にリンク先の記事をお読み下さい。

 

追記 この記事の2年後の記事も書いています。
続きは 過剰適応のその後~小4~ をお読みください。

 

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最近の様子~小学二年生~

息子は地域の小学校の特別支援学級(情緒)に在籍しています。

一年生の時は不適応を起こしかけていました。

色々ありましたが、二年生になり充実した生活を送っています。

環境によって、こんなにも変わるのかと実感しているところです。

 

一年生と二年生で何が違うか

大きく違うことが、二点あります。

助けを求めたら必ず助けてくれる存在(担任)

 

一年生の頃の担任は、助けを求めても助けてくれない時がよくありました。

「今後のために本人に力をつけさせたい」というお考えでした。

支援級なのでいろんな学年のお子さんが同じクラスにおり、情緒だと暴力的な子もいたりします。

上級生で暴力的な子・・・分かりやすく言うとジャイアンのようなお子さんが情緒にいたのですが、何かされたときに息子が担任に言っても「ああ、そう」と言うだけのことも多々あったようです。(息子からも、担任からも確認済)

息子が上級生からブロックで頭を殴られたときは、さすがに担任がものすごく怒っていましたが、叩く蹴るなどは担任は相手にしてくれなかったようです。

そもそも先生が上級生を怒っても、懲りずにまた暴力を振るってくるので息子は絶望していました。

息子は「助けを求めても助けてくれないし、怒ってくれてもまたやられる」ので、どうしていいのか分からず、一年生の後半には先生に助けを求めることを止めてしまったようです。

それは良くないということで私たち親はもちろんですが、主治医や支援者の方が色々動いてくださりました。

 

二年生の担任は、暴力に対しては厳しく指導してくださる先生になりました。

このおかげで息子の不安がみるみるなくなりました。

安心できたのです。

 

日常的に暴力を受けない環境

二年生に進級する時に、暴力的なお子さんとはクラス離してもらいました。

すると一年生でも身体の接触が多い(要は叩いてくる)お子さんが入ってきたようで、最初の頃は息子は不安がっていました。

けれど明らかに暴力的な上級生とは性質が違っていたこと(一年生の子は悪気はなく、テンションが上がると手がでてしまう感じ)と、息子の方が身体も大きく上級生なので回避できる・いざとなったら勝てるという部分でそこまで不安にはなりませんでした。

もちろん息子は一年生に手を出していません。

一年生から叩かれた時は担任に言うとすぐ怒ってくれるようで、しばらくすると叩かれることはなくなったみたいです。

上級生とはクラスを離してもらい日常的な暴力はなくなり、やっと安全を感じることができるようになりました。

一年前とは雲泥の差で、落ち着きを取り戻し、学校に楽しく通えています。

 

過剰適応を起こさないワケ

それでも通常級へ交流に行くときは支援級で過ごすよりも「良い子」をしているのかもしれません。

交流に行ったときにパニックを起こしたり集団を乱したと報告されることはないからです。

むしろ手を挙げて積極的に参加しているようです。

最近の診察で主治医からは、これは過剰適応ではなく、学ぶ楽しさを感じてどんどん伸びる時期だと言われました。

家で全く荒れず、機嫌よく過ごしているので「過剰」ではなく適切に、適応しているようです。

 

上記に書いた「安心・安全」は大前提ですが、過剰適応しないためにしてきた、その他のこまごましたことを書いていきます。

 

「良い子」を強制しないように親が意識

親にも性格があるのでどうしても限界はありますが、私と夫が息子に「良い子」を押し付けないように心掛けています。

私たちはもう大人なので、ついつい完成形を求めてしまいますが、子供はまだ発達途中なんですよね。

その「途中の段階」を大事にしてあげないと、次には進めないんだなと思うようになりました。

 

家で練習

療育の先生から「いや」「やめて」が言えない子は本当に多い!と聞きました。

家でわざと「いや」なことをして「やめて」と言わせる場面を作るよう指導され実践しています。

ただ、息子は繊細なので、簡単に今まで積み上げてきた信頼がなくなりそうで心配だったので、説明と予告をしてから行っています。

すると息子の方から「次からは予告しないでやっていいよ。お母さんが(目的なく)そういうことしないの、分かってるから」と言ってくれました。

信頼関係って、大事ですね。

 

その甲斐あってか、最近すこーしずつ、お友達に自分の気持ちが言えるようになってきたようです。

 

「失敗は成功のもと」を教える

失敗しても大丈夫、と教える事が大事です。

もし失敗して誰かに怒られたとしても、人生終わるわけじゃないですし。

 

学校以外の居場所を作る

息子の場合は、放課後デイサービスを2か所、趣味のおもちゃの大会に月2回参加、障害児のサッカー教室、でそれぞれ居場所がありお友達がいます。

そのほかにも学校のお友達が何人かおり、放課後に家に行き来して遊ぶこともあります。

 

学校で嫌な事があっても、別の居場所があることで家で荒れない事があるようです。

特におもちゃの大会とサッカー教室は、良い発散になっている気がします。

「学校以外の居場所を作り、好きなことに熱中させる」ことは、主治医から言われたアドバイスでもあります。

息子は、効果抜群です。

 

息子の好きなことをさせる

息子のすごいところは、自分からお友達を作れるところです。

元々は積極奇異型で誰彼かまわず声をかけて、警戒されるタイプだったのですが、幼い時から「初めて会ってすぐは声をかけない」「公園で居合わせた子は、何十分か同じ公園で別々の遊びをしてから、声をかける」など言い続けました。

とにかく「初めて会ってすぐは声をかけない」ことを徹底させ、絵に描いて説明したり、言って聞かせました。(数年間続けました)

成功体験をしたら褒めて強化しました。

今では上手く声をかけるようになりました。

驚きです。

 

お友達と遊ぶことが大好きな子なので、できるだけ遊べる環境にしてあげたいです。

 

追記
2年後はこうなってます→ 過剰適応のその後~小4~

 

おわりに

今は過剰適応が落ち着いていますが、過剰適応の傾向はあるのでこれからも注意深く子供を見ていきたいです。

子どもにより十人十色ですが、息子のお話が何かの参考になれば良いなと思います。

 

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