当サイトのタイトルを
「ぼくらは発達マイノリティー」
に変更しました。
発達障害、自閉症、自閉症スペクトラム、自閉スペクトラム症、アスペルガー、ADHD…
いろんな言葉がありますが、息子はその時の状態によって「障害」という言葉に当てはまらないときがあります。
環境によって息子の状態が悪くなることもありますが、環境が合っていれば多くの子達とほとんど変わりません。
むしろルールを守り、悪いことが嫌いな正義感の強い子です。
支援を受けるために診断名は受け入れていますが、やはりどこかで「障害」という言葉がしっくりこないと感じています。
息子を表す言葉は何が良いかと考え「発達マイノリティー」が的確だと思いました。
マイノリティー=少数派のことです。
近年では性的マイノリティーについてテレビや本で話題に上ることが多く身近な言葉になりました。
発達マイノリティーも身近な言葉になれば良いなと思い当サイトのタイトルに取り入れました。
発達マイノリティーの人たちは、発達のしかたとスピードが多くの人たちと違うだけです。
社会は多数派に便利なルールでできているため、少数派はどうしても生きづらいのです。
例えば、右利きの人が圧倒的に多いから、左利きの人は不便なこともありますよね。
でも不便なだけで、できないわけじゃない。
右利きの人よりも能力が劣っているわけじゃない。
左利き用のハサミを使ったり、右利き用ハサミでも工夫して使ったりして過ごせば良いわけです。
発達マイノリティーや発達障害の人たちは、多数派の人たちより劣っているわけではありません。
ただ、発達のスピードやバランスが違うだけなのです。
左利き用のハサミのような、自分に合った手段や工夫を見つけられたら良いのです。
私も夫も、今の時代に生まれていれば療育を受けていたかもしれません。
きっと発達マイノリティーはたくさんいます。
障害ではなく、少数派。
そんな思いでつけました。
これからよろしくお願いします。
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