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療育ってなに?どんなことをするの?

発達
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はじめに

親になり息子の発達が遅いと分かって初めて出会った「療育」という言葉。

「療育ってなに?」「どんなことをするの?」「特殊な場所に感じるから行くのに抵抗があるけど…」そんな風に感じる方が多いでしょう。

実際にどんなところか説明していきます。

 

療育ってなに?

療育とは、発達が遅い子どもや発達が凸凹な子、障害のある子どもが自立できるように治療と教育をすることです。

昔は障害がある子だけが通うイメージでしたが、最近では障害と診断されていない子供も通える療育が増えています。

就学前に療育に通い、成長して必要がなくなって療育を終了する人もいます。

このへんは自治体によって大きく異なります。

 

療育ではどんなことをするの?

よくこの話を聞かれるのですが、おそらく多くの人がイメージしているような特別なことはしていません。

もちろん子供の発達を促す効果的な遊びは取り入れていますが、簡単な工作や手遊び、絵本を座って聞くなど、一般的な園との違いは分からないでしょう。(専門的な狙いがあるそうですが)

ただ子供に対する大人の人数が多く、手厚く子供を見てくれます。

出来ない子はそのままにしないで先生が丁寧に教えてくれ「出来た!」という達成感を得られるようにしてくれます。

 

出来なくても叱られることはありません

一般的な園に見学に行ったことがありますが、年少さんのクラスで集団行動がとれない子供に先生は大きな声で「周りの子はみんな出来てるよ~?〇ちゃんはなんでできてないのかな~?」と子どもに言っていました。

〇ちゃんは恥ずかしそうに急いでコップを取りにいきました。

 

その場面は、いじめのように見えました。

子供にさせたい行動があるからといって、わざわざ子供をみんなの前で辱める必要なんてないからです。

そこは特別厳しい園ではなく、普通の昔からあるのびのび幼稚園でした。

 

療育ではそのような場面では個別に声かけをします。

先生が子どもの傍に行き「コップを持ってこようね」と具体的に声をかけます。

先生の人数が多いので出来ることだと思いますが、そのような違いがあります。

 

周りの子と比べない教育

療育の先生は息子を他の子と比べることはありませんでした。

なぜなら意味がないからです。

発達の仕方が十人十色の子供たちなのです。

息子と比べるのは、以前の息子です。

以前の息子と比べてこんなことができるようになった!

あんなことを言うようになった!

と一緒に成長を喜んでくれます。

比べるのが以前の息子なので、そこには成長しかありません。

数か月前の息子と比べたらたくさん成長しています。

「一人で服を脱げるようになったね」

「嫌がらずにお風呂に入れるようになったね」

「今までならこれで癇癪を起こしていたのに、気持ちを切り替えられるようになったね」

褒めるポイントがたくさん増えるのです。

「優秀な〇君と比べてうちの子は出来ない」なんて思わなくて良いです。

どんな子も自分なりのスピードで、ちゃんと成長しています。

 

親の気持ちを軽くしてくれる

親がどれだけ療育の先生に心を開けるかという問題や、療育の雰囲気もあるかもしれませんが、息子が通った療育では親の話をたくさん聞いてくれました。

発達に課題がある子供を育てていると、親はとてもストレスを感じます。

私の場合は、その多くは子どもの発達のみに向けられたものではなく、対人ストレスでした。

周りにどう思われるか、私の育て方が悪かったのか、夫があまり協力してくれない、祖父母の理解が得られそうにない、園の先生が冷たい、今日もダメな子と思われたかも・・・等。

誰かにありのままの息子を受け入れてもらうことによって、私もありのままの息子を受け入れられるようになっていきました。

 

育て方を否定されることもありませんでした。

「お母さんよく頑張ってるね」

「今まで大変だったでしょう」

「息子君、いい子だよ」

親自身が自己肯定感が下がっているので、このような言葉かけに救われることがありました。

誰にも相談できなければ今の息子の成長はなかったと思います。

 

療育へいく事で差別はされるの?

多くの親御さんが知りたいことだと思います。

療育へいく事で差別されるの?

 

答えは・・・

相手によるとしか言えません。

 

息子が療育に通い始めた頃は、受け入れてもらえそうな人には言いました。

なんとなく肩書を気にしそうな人には言いませんでした。

 

B県に引っ越してからは、園の加配を付けてもらったのと、並行通園で毎週早退して療育へ通っていたので聞かれたら言っていました。

私の性格上、隠す方が負担だったからです。

あからさまに嫌な態度をとる人がいたらどうしようと心配でした。

「療育に行っている」と言うと「療育ってなに?」「どんなことするの?」とはよく聞かれましたが、仲間はずれにされたリ、無視やひそひそ話をするような人は、一人もいませんでした。

むしろ「うちも心配で・・・」と話すお母さんが多かったです。

お母さん同士の集まりにも声をかけてもらっていたほうだと思います。

運が良かったのだと思います。

小規模の園でしたが、良いお母さん達ばかりでした。

 

まとめ

息子は療育に通いとても成長しました。

大人への信頼感が増し、自己肯定感が上がりました。

親も信頼できる相談先ができて助かりました。

療育が気になる方は見学に行くことをおススメします。

 

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