過剰適応のその後~小4~

発達

過剰適応の息子がその後どうなったか?を書きます。

 

家で荒れる子供~過剰適応について~

 

過剰適応のその後~小2~

の続きです。

 

スポンサーリンク

小4で通常級

息子はいま小学四年生。
小学三年生の時に、支援級(情緒)から通常級に移りました。

通常級で過剰適応をするのではと心配していました。
最初は環境になれるのが大変で、家で荒れることはありました。
小3の頃のクラスが荒れていたので余計に大変でした。

 

しかし小4になった今はクラスが落ち着いていて、息子も落ち着いています。

 

発達マイノリティー(自閉症スペクトラム、ADHD、発達性協調運動障害、書字障害)の息子は、クラスのお友達と仲良く遊び、毎日嫌がらずに登校しています。

なお発達障害といってもいろんなタイプがいると思います。
息子は脱走や他害などはしません。
真面目でルールを守りたい性格で、過剰適応し自分が辛くなるタイプです。

 

友人関係

良好です。

クラスのいろんな子と遊びます。
特定の仲良しのクラスメイトが2人います。(同性)

学年やクラス関係なく放課後にお友達と遊ぶことがあります。
放課後よく遊ぶメンバーの女の子とは遊んでいますが、クラスでは1年前より男女で分かれて遊ぶことが多いみたいです。年齢的な正常な発達ですね。

 

小4の今は自分から遊びに行くことは少なく、近所のお友達が遊びに誘いに来てくれた時にたまに遊びに出かけています。
幼児の頃は積極奇異型で誰とでも遊びたい欲求が強かったのですが、最近はその欲求が満たされて落ち着き、自分が遊びたい時に応じることができるようになってきました。
成長しました。

積極奇異型については親として本当に苦労したので、落ち着いてきてホッとしています。

 

1度だけトラブル

3年生の頃に1度だけヒヤッとするトラブルがありました。

休み時間にみんなでボール遊びをしていた時のことです。
教室に戻るときに誰かがふざけ始めて息子にボールを当て、複数の子供たちが息子の体にボールをぶつけて笑われたことがありました。

その日の晩に、息子からその話を聞いて連絡帳に書きました。

支援級だと連絡帳が先生との交換日記のように活用されていましたが、通常級だと連絡帳ってほぼ使わないんですよね。
そのため、連絡帳を提出することに少し緊張感がありました。
文字でのやり取りのため、先生に変に伝わらないように細心の注意を払いました。

担任が確認してくれましたが、なんとクラスメイト達は「ほかの子にパスしてただけ」と嘘をつきました。
パスしてたら息子に当たったのだと。
先生はそれを信じて、息子も「そういわれるとそうだったのかな…」と思ったらしくその場でクラスメイトから『当てるつもりはなかったけど当たってしまってごめん』の謝罪を受けて息子は『いいよ』と言いました。

私はその場にいないので、それで解決したと思い「よかったね」と喜んでいました。
しかし家に帰ってからの息子は、なんだか腑に落ちない様子。

またその晩、息子が話してきました。(夕方に言ってくれたら先生に電話できるのに…^^;)

息子「よく考えると、わざと当ててきたと思う。〇君が僕の後ろにいた子にパスしたって言ってたけど…僕の後ろにいなかった気がするし、僕の足にボールが当たったんだ。パスするならもっと上に当たるよね?それに、何度も当てられて、みんな当てた時に笑ってたんだ…

あまりこういう主張をしない息子が言ってきたので、これはきっとわざとやられてんだろうなと思いました。
被害妄想的な感じ方をしないように気を付けて育ててきた子です。

それでも、先生やほかの子供達を感情的に責めないように細心の注意を払い再度連絡帳に書きました。(夜で電話できない時間でしたから)
あと万が一息子の勘違いであった時のことも考えて書きました。

 

息子の言い分を箇条書きにして、
もう一度、聞き取りをしてやってほしい。と。

 

その日の夕方、担任から電話がありました。

担任が一人ひとり聞き取りを行っても、再びみんな嘘をついたそうです。
息子にわざと当ててない、たまたま当たった、と。
初日に個別でなくみんなに聞き取りをしたため、そこで嘘をついた子の言い分をみんなで聞いたのでみんなが嘘で話を合わせていたようです。

担任はボール遊びしていたほかのクラスの子を個別で呼び出して聞いてくれたそうです。
かたくなに何も言わない子もいたそうです。

でも、一人だけ「息子君に当てた」と正直に言ってくれた子どもがいました。

そこからクラスメイトをまた呼び出し、こう言ってる子がいるよ本当のことを言って、と担任が言うと、やっとみんなが本当のことを言いました。

みんなで息子にボールと投げて当てた、と。

 

そのあと息子も呼んでみんなで謝ってくれました。

 

みんながちゃんと認めて謝ってくれたから、息子は心から「いいよ」と言えました。
そしてそのあと校長室でもお説教があったそうで、小さな問題じゃなく学校全体の問題として扱ってもらったんだなと感じました。

 

その後、息子はクラスメイト達と普通に楽しく遊べました。
しこりは残っていません。
小3くらいになると怒られないように嘘をつけるようになるんだと驚いた一件でした。
一応書いておきますが、最初に嘘をついた子供の親御さんから謝罪の電話があり、完全に解決済みです。

この嘘が明らかになったことでクラスメイト達も「大人に嘘は通用しない」と学べました。
嘘つくと得だと間違って覚えなくて本当に良かったです。

この件については、もし放置していたらいじめに発展していた可能性があります。
息子がすぐに親に報告してくれたおかげで早く対処できました。
もともとはこういうことを親に言えない息子でした。
幼児の頃から、何かあったらすぐに親に言う、と教え続けたことが今回につながりました。

嫌なことをされてもヘラヘラ笑ってやり過ごしてしまうタイプの息子にとって、良い経験になったと思います。

親としても、ことが大きくなる前に気づけて良かったです。

担任の評価は「穏やかで優しい子」

3・4年生の担任はそれぞれ別ですが、どちらの先生からも「息子くんはいつもニコニコしていて優しい。」と言ってもらいました。

家での息子も同じイメージです。

 

通常級ですが授業中はボーっとしてることもあるようで^^;
何か嫌なことがあった後などに授業中ボーっとすることが多いらしく、そうやって気持ちに折り合いをつけているのではないかと見守っていますと言ってもらったことがあります。
本当にありがたいです。

 

家での様子

最近は外と家での差がなくなってきました。
もちろん家ではリラックスしてだらしなくなったり、甘えん坊になることはあります。
でも2・3歳の頃の「外で過剰適応して家で荒れる」状態はありません。

 

ここまで改善できたのはなぜか考えてみました。
・困ったときは助けを求めてもいい
・頑張りすぎなくてもいい
・時期に合った適切な支援を受けられた

過剰適応に関して、今のところ問題になることはありません。

ちょっと頑張りすぎな時は親が休養を取るように言うなど、調整は必要ですが、その程度です。

 

今後について

過剰適応に関しては、今のところ落ち着きました。

けれど過剰適応で悩んでいる方は多いと思うので、息子のその後を何年かごとに更新していけたらと思います。

 

少しでも参考になれば幸いです。

コメント