家でできる手先の訓練~手先が不器用な息子~

発達
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はじめに

発達マイノリティの息子は手先が不器用。

発達性協調運動障害です。

OT(作業療法)の先生や医師などから教えてもらった家で出来る訓練をご紹介します。

 

作業療法について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
作業療法って何?どんなことをするの? 

手先の訓練

OT(作業療法)では、手先の訓練と身体の訓練を行っていました。

今回は家でもできる手先の訓練について書きます。

 

ボタンの開け閉め

シャツについているボタンを開けたり閉じたりするだけです。

訓練と言っても、低年齢のうちは生活動作だったりします。

(息子はその生活動作をやらなかったのですが)

 

息子はボタンを断固拒否して自分でしませんでした。

完璧主義で上手く出来ないことは最初からしないところがありました。

 

そんな息子は、パジャマの前がはだけていても気にしません。

どれだけ促してもある時期はしませんでした。

 

こどもちゃれんじを受講していたので、ある時しまじろうの妹の「はなちゃん」という人形が届きました。

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【こどもちゃれんじ】

息子はとても気に入って遊んでいました。

赤ちゃんのはなちゃんのお洋服を着替えさせたりする遊びが設定されていましたが、手先が不器用な息子はなかなかやりませんでした。(布団に寝かせたりご飯をあげたりはしました)

そこで私がはなちゃんの声を真似て「たくまお兄ちゃんお着換えお願い」と言い、なんとかやる気にさせて、服を支えたりたくまの後ろから手を添えて手伝ったりしてやらせました。

 

それぞれのお子さんによってやる気スイッチが違うと思います。

息子の場合は人形遊びがとても好きなので、人形遊びの中ならやることが多かったです。

 

他の記事でも書いていますが、こどもちゃれんじはこれ以外でも発達を促してくれたと思います。
発達障害児にこどもちゃれんじってどうなの?本音の感想 


ビーズ通し

硬めの紐に大き目のビーズを通します。

コツは、紐は硬い物を選ぶこと。

私は書類などをまとめる黒い紐を使っていました。

これは先が硬くなっているのでとても入れやすかったです。

 

ビーズは穴が大きいものが良いです。

100均でも売っていますし、輪っかであればビーズでなくてもかまいません。

穴が大きい方が入れやすいです。

最初は入れやすい物を紐に通して、少しずつ小さなものにして難易度を上げていくと良いでしょう。

スモールステップでいきましょうね^^

OTの先生は息子ができるとたくさん褒めてくださったので、家でやった時は私もたくさん褒めました。

ブレスレットにして私がつけて「かわいい」「うれしい」「ありがとう」と言うと息子は嬉しそうでした。(ニヤッとするくらいでしたが笑)

 

エジソンのお箸で一工夫

有名なエジソンのお箸。

使っていましたが、その一方で「良くない」という噂も聞きどうしようかと思っていた矢先に訓練で登場しました。

エジソン箸で、あずきのようなものを数個移す訓練でした。

その時に、薬指と小指にあずきを1粒握らせながらやらせていました。

すごく難しくてなかなか息子は時間がかかっていました。

普通のお箸って薬指と小指の力が必要だそうです。

その力をつけるために、エジソンのお箸のようなしつけ箸は輪っかがついていて薬指と小指を使わなくても動くので、使わせながら小さなものを薬指と小指で握らせると効果的だそうです。

 

セラパテ

我が家で購入したのはこの二種類。

セラパテとは、リハビリなどで使用されるトレーニング用のシリコンパテです。

粘土のような硬さがありますが、容器の外にせしていても硬くなったり乾燥しません。

やわらかいものから順に、

ベージュ(スーパーソフト)
黄色(ソフト)
赤(ミディアムソフト)
緑(ミディアム)
青(ファーム)
黒(スーパーファーム)

があります。

我が家では黄色のソフトと赤のミディアムソフトを購入しました。

訓練の仕方ですが、ビー玉をセラパテの中に入れて子供に取り出してもらいます。

これだけです。

ただ硬いので手指に力を入れないと取れません。

感触がおもしろいので息子は楽しんでやっていました。

 

そのほかにも、ただ単に手のひらでセラパテをぎゅっと握るだけでも効果があります。

 

注意が必要なのは、もし誤飲してしまったら大変危険です。

誤飲の可能性がある場合はお子さんから目を離さないでください。

それと、床に落としたり服につくとなかなか取れません。

当時は絨毯で取るのに苦労しました。

フローリングだと板と板の隙間に挟まって取れにくいです。

床にはレジャーシートのようなツルツルした素材の物を敷くことをお勧めします。

 

訓練とは関係ありませんが、息子は赤のミディアムソフトの感触が気に入ってずっと触っていました。

遊びとしてもお勧めです。

 

おわりに

低年齢の頃は出来ないことが多くそのたびに癇癪を起こしていた息子。

そのため私は毎回メモを取りながら家でできる訓練はないかと探っていました。

OTの先生も家でやったら効果も上がると勧めてくれました。

小2の今では、「上手くはないけどまぁできる」くらいの位置です。

文字を枠に収めて書くことができます。

壊滅的に手先が不器用だったのでとても効果を感じています!

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