言語聴覚士と面談のお話です。
今までのお話は
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で更新しているイラストの続きです。
文字のみで良ければ
をどうぞ。
こちらの方が先のことまで載っています。
19話 2歳 言語聴覚士と面談
まさかのトントン拍子。
今までの人と違い、話がとてもスムーズでした。
とても表現が難しいのですが、今まで誰に相談してもお世辞の感じではなく「心配しすぎ」「問題ない」と言われてきました。
それはママ友だったり保育士さんだったり(←ブログでは描いていませんが)保健師さんだったり。
心配する私がおかしいような、そんな雰囲気を感じました。
そのためたくまの発達を心配することはいけない事なのかと思うこともあり、けれどやっぱりおかしい!と感じることも多々あり、もどかしく辛い時期でした。
言語聴覚士との面談は、おそらくことばの遅れがどこ由来のものなのかを検査するためのものだったのではと思います。
つまりは、自閉症からくる言語の遅れなのか、知的な遅れからくるものなのか、身体的な発達の遅れからくるものなのか、心配することのないものなのか、その最終決定なのだろうと今は思います。
ちなみにこの自治体ではこの後、発達検査申し込みが多すぎて時間短縮のために言語聴覚士との面談はなくなったそうです。
言語聴覚士さんとの面談が一番良かったので残念です。
発達検査をしてくれた心理士さんは「心理士」の資格は持ってたかもしれませんが、親に寄り添う姿勢もなくドライ過ぎて辛かったです。
たくまについても私が積極的に療育のことを言わなければスルーされていたと思います。
不思議なことに、役所の保健師さんや児童相談所の心理士さんよりも、児童相談所の言語聴覚士さんの方が感覚が良いと感じました。
これは個人差で、たまたまこの言語聴覚士の斎藤さん(仮名)が優れた感覚を持った方だっただけなんですが。
「保健師」や「心理士」の資格があればそれらの最低限の知識はあるかもしれませんが、その証明でしかないのだとこの経験で思いました。(勝手にスペシャリスト!と思ってました)
「言語聴覚士」と聞いて初めはそんなに子供の発達を知らないだろうと軽視していました。(すみません)
けれど斎藤さんは違いました。
この後に別の地域で何人か言語聴覚士の方の指導を受けることがありましたが、斎藤さんのような方はいませんでした。
言語系について知識はあっても、たくまのような多動で言うことを聞かない子へは皆さんちょっとイラッとしていましたね…。
中にはあからさまに機嫌が悪くなる方もいて、たくまのような子供に沿った接し方をしてくれる人はいませんでした。
ここでは書ききれませんでしたが、斎藤さんはイラッとすることはなく、とても上手にたくまと関わってくださいました。
資格の種類よりも、感覚的なものや素質が大事だと思った出会いでした。
最初の保健師さんのところで相談を終わらせなくて良かったです。
大丈夫と言われて鵜呑みにして、モヤモヤしながら育てていたら、今のたくまの成長はなかったと思います。
障害児の親としての私の成長も。
たくまのような子を育てるコツってたくさんあるんですよね…。
それは定型児の育て方とは違います。
次回はさらに大きな出来事があります。
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