はじめに
発達マイノリティーの息子たくま、小学一年生。
いわゆる発達障害です。
診断名は、自閉症スペクトラム、(高機能自閉症)、(アスペルガー)、ADHD、発達性協調運動障害、構音障害。
※()は最近では正式には使われない用語ですが、たくまはアスペルガーが一番分かりやすい表現だと思うので表記しました。
ひっくるめて、発達マイノリティーと当サイトでは言っています。
発達障害と言っても、ちゃんと成長します。
その成長を目いっぱい伸ばしてあげたいというのが私の願いです^^
さて、こどもちゃれんじはこどもの成長を伸ばしてくれるのでしょうか?
たくまは赤ちゃんの頃からこどもちゃれんじ(0歳~6歳)をしていました。
約6年間受講し続けた感想です。
※個人的感想なので、参考程度に読んでくださいね。
発達を促すおもちゃやDVDが届く
毎月届くおもちゃを気に入るかどうかはその子によると思いますが、たくまの場合は、毎月届くおもちゃに興味を持って楽しく遊んでいました。
特に、しまじろうパペット、はなちゃんのお世話セットは今でも使ってます!笑
なんだったらしまじろうコンサートでみみりんととりっぴぃとにゃっきいのパペットを追加購入しました。
今小学一年生ですが、大事にしています。
特に低年齢の頃はどこにでもしまじろうパペットを連れていき、話しかけたり抱きしめたりしていて、しまじろうパペットを本当のお友達だと思ってたんじゃないかと思うくらいしまじろうが大好きでした。
はなちゃんのお世話セットが来てからは、「年下のはなちゃんがわがままを言う」設定で遊びの中でお兄さんとしてふるまう練習をしていました。
たくまは年下の子に優しくてよくママ友さんから褒められるんですが、もしかしたらこどもちゃれんじのおかげかもしれません^^
ほとんどのおもちゃは興味をもって遊びましたが、ひらがなのおもちゃ(ひらがなタッチー君など)は最初は食いつきが悪かったです。
それも半年~1年くらい家に置いておくと熱中して遊ぶようになりました。
たくまはひらがなに興味を持つのが遅く、なかなか字を書けなかったのですが、こどもちゃれんじのひらがなのおもちゃのおかげで読めるようになりました。(特にひらがなタッチー君)
ありがたかったです。
ひらがなだけはあまり食いつかず不思議でしたが、今思えばたくまの発達が追い付いていなくて興味を持たなかったのかもしれません。
たくまは発達検査の結果から得意不得意の凸凹が大きい子です。
ワークをしていると算数は「簡単!どうしてこんな簡単な問題が出るんだろう!」とブツブツ言いながらやっていましたが、国語はひらがなをなぞるだけのものでも嫌がりました。(手先が不器用)
ひらがなに関してはたくまはとても遅かったと思います。
ひらがなのおもちゃは半年~1年ほど遅れて使いました。
それでもなんとか、小学校に入学するときにひらがなをだいたい読めるくらいになりました。
周りに比べたら遅いかもしれませんが、こどもちゃれんじがなかったらそれすらできたかどうか怪しいです。(ちなみに公立園に通っていたため保育中にお勉強はなく、周りもたくまと同じくらいの子が多かったです。)
定型児のように大人から一方的に言われたことを納得しないままやる子ではなかったので、ひらがなをただ教えても聞いてくれません。
園のお友達からお手紙をもらって興味が出始めたときに、ひらがなタッチー君や書き順調べるマスターを親がさっと出して読む練習をしたりお手紙の返事を一緒に書いたりすることで少しずつひらがなを学べました。
かずのドーナツ屋さんというおもちゃがあるのですが、たくまはとても気にって何度もドーナツやサンごっこをしました。
遊んでいるうちに数の概念を理解できる素晴らしいおもちゃだと思います。
楽しく学べる。
これがこどもちゃれんじの良いところですね。
年少児くらいから紙のワークも届くようになり、親子で取り組みました。
年齢が上がるにつれて難しくなっていきますが、たくまがつまづくのはやはりひらがなでした。
算数は「簡単、簡単」とスイスイ進むのに比べ、ひらがなをなぞるという簡単なものですら嫌がっていたたくま^^;
機嫌が良い時に取り組ませたり工夫をしつつ毎月終わらせていました。
DVDはとても楽しいらしくこどもちゃれんじが届くとすぐに観ていました。
低年齢のころは歌やダンスがあり、一緒に親子で歌ったり踊ったりして過ごしました。
ソーシャルスキルトレーニングが組み込まれている
こどもちゃれんじ側は意図していないかもしれませんが、ソーシャルスキルトレーニングだよね?っていう内容が入っています。
毎月届く本に「ありがとう」「ごめんなさい」「かして、いいよ」と言う基本的なルールから、失敗した人を笑うのはおかしいことで笑われた人はいやな気持ちになるというような話まで載っています。(高度!でも大事!)
ある話では、しまじろうがゲームで負けそうになって負けたくないために途中でゲームをグチャグチャにしてしまって反省して謝り、またみんなで楽しくゲームする話もあります。(あるあるな話!!)
発達障害の子は、言葉で言うだけよりも、視覚に訴えた方が入りやすいですよね。
絵本で見れるのでとても良いです。
ただソーシャルスキルトレーニングの要素はそんなに強くなくあればラッキーくらいの頻度です。
季節の行事をあらかじめ知ることができる
運動会やお遊戯会、お泊り保育、卒園式など、実際に経験する前に絵本で行事のエピソードを読むことができます。
初めて体験するときは予習できて良いです。
同じ行事でも年齢によって取り上げる話が違います。
年少児では緊張する運動会に参加できるだけでよいのが、年長児では運動会で「はじまりの挨拶」を言うことになり、言い間違った人を笑わないよという話になります。
年齢によって課題が変わるので、同じ行事でも毎年違う話でためになります。
年長向けコースの「こどもちゃれんじじゃんぷ」は就学準備に良い!
低年齢コースももちろん良いのですが、年長の1年間は特におすすめしたいです。
さりげなくたくさんの就学準備が詰まっています!
時間までに支度することや、身だしなみ、傘のたたみ方、通学路の危ないところチェック、連絡帳を書く練習や、ランドセルに時間割を準備する練習もあります。
たいてい毎月ついてくる絵本に載っているので、自然と読むことができます。
発達障がい児は初めてのことに不安を感じやすい子が多いので、あらかじめ知っておくと心の準備ができてとても良いと思います。
もちろんこどもちゃれんじをしていたからってすべてが完璧にできるわけではありません。
親の努力も必要です。
でも親も初めての子だと就学準備に何をしてよいかわかりませんよね。
こどもちゃれんじを子供と取り組んで、「時間までにしたくすることを意識して子供に声かけしてみようかな」「通学路の危ないところを子供と一緒にチェックしてみようかな」と親も準備ができるんです…!
年長の1年間は特にお勧めです。
発達障がい児に通信教育ってどうなの?
発達障がい児こそ通信教育はオススメしたいです。
特に低年齢は。
なぜなら、周りの目が気にならないからです。
本音の感想ですが、たくまもいくつか習い事をしていたことがありますが、多動があるので周りの目がとても気になりました。
多動でおかしいって思われてないかな?
みんなと同じことできてないけどどう思われてるんだろう?
もうっ!たくま!そうじゃないってば!!!
周りの目を気にして、結局たくまにイライラが向くんです。
親も子もしんどいですよね。
こんな状態では子供は伸びません。
でも通信教育なら部屋の中で親子だけでできるので、周りの目は気になりません!
子供ができなくてもイライラしなくていいんです。
まだ早かっただけ。
できることから取り組めばいい。
こどもちゃれんじは発達にあっていなければ1学年下のものを受講することもできるそうです。(ママ友がしていました)
とても良いと思います!
幼児期の子供の姿がゴールではありませんから。
もっともっと大きくなった時に、できることがたくさん増えているようにすれば良いのです。
子供のペースに合わせて、周囲の目を気にせずマイペースにできるのは通信教育ならではです。
定型児の成長スピードがわかる
年齢相当のコースを受講していると、「たくまの学年だともうひらがなを読める頃なのね」などが、なんとなく分かります。
そんなに多くの定型児のママ友がいないのと、仲が良いママ友は療育つながりだったりするので「一般的な定型児の成長度合い」がわからない時があります。
「このくらいできていればいいんだな」と目安になるので参考にしていました。
子供本人の感想
たくまにインタビューしてみました。
こどもちゃれんじは、どうでしたか?
おもちゃがもらえて、たのしいよ!
だそうです。
私がこどもちゃれんじについて書くと言ったら、ぜひみんなに伝えたいということで笑
楽しく学べるので6年間受講してよかったです!
ちなみに今は進研ゼミ小学講座を受講中です。
また機会があれば感想を書きます。
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