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↑こちらの方が詳しく載っています。
今のたくま
最近のたくま(小2)の近況は、普通級への移籍の話が出ており普通級で過ごす時間が増えています。
いつもと違う環境なのでちょっと疲れ気味です。
でも同じ学年の子達と一緒に遊んで学べるのは楽しいようで、本人が前向きに移籍を考えているようです。
↓そんなたくまの2歳の頃のお話です。↓
16話 2歳 はじめの一歩
療育に行けるか聞いた、前回の最後の一コマからどうぞ。
言葉は遅れている、療育に通った方が伸びると言われたのに、療育に勧められなかった矛盾。
当時は不思議でした。
我が家は療育に早く通わせたいタイプでしたが、中には療育に勧められると怒り出す親御さんもいるそうです。
クレームというか「うちの子が障害児っていうのか!」みたいな・・・。
それで低年齢の子では、よほど確証がない限りは職員の方からは勧めないマニュアルでもあるのかな・・・?
うちの子は当時2歳でしたが、その頃が一番特性バリバリで今思えばパッと見も障害児だったと思います。
この頃の息子の動画を見ることがありますが、当時は全く違和感なかったのに、今の私からすると障害児っぽく感じてしまいます。
そんな息子なので見る人が見たらすぐにわかったはず。
それでも勧められなかったのは、全体の数値が平均域だったからだと思います。
高機能(数値が75以上)の親って諦めが悪いんですよね…。←自分含め
しかも低年齢のうちはそんなに出来ないことが目立たないから高機能だと「そんなはずない!」「この子に障害はない!」って思っても仕方ないと思います。
ただ、年齢が上がるにつれてどんどん遅れは顕著になり、ごまかしがきかなくなるんですよね…。
ごまかしがきかなくなってから動くとちょっと大変です。
発達障害は育て方でなるものではありませんが、発達障害児の効果的な育て方というものはあるんですね。
その育て方をすると定型発達児になるのかというとそうではないのですが、親が適切な関わり方をすることで子どもの予後が非常に良いです。
だから私は、子供が幼い時から専門家からのアドバイスは必要だと思います。
17話 2歳 療育の空き待ち
遅すぎました。
そもそも発達検査を申し込んで受けるまでも数カ月かかっているので、結局療育に通えたのは発達検査の申し込みの電話から約1年後でした。
1カ月息子より誕生日が早いお友達はすでに療育を受けているのに息子は空き待ち・・・
すぐ行動を起こすかどうかでこうも違うのかと(´;ω;`)ウッ…
無駄な様子見をしたことをとても後悔しました。
でもこの経験と後悔のおかげでこの後から「すぐ行動」するようになりました。
失敗は成功のもとですね。
18話 2歳 療育の空き待ちで不安
療育待ち期間が半年以上と言われて、一旦は仕方ないと思いましたがやはり焦りました。
このままでいいの?
何かできることはないの?
そんなことを考えながら、ネット検索ばかりしていました。
入れもしない療育施設を調べてはここに行けたらいいなと想像したり。
この頃のたくまは自傷がとても多く、ひどく、どうしていいか分かりませんでした。
とりあえず自傷するたくまの体を守ることしかできませんでした。
19話 2歳 言語聴覚士と面談
まさかのトントン拍子。
今までの人と違い、話がとてもスムーズでした。
とても表現が難しいのですが、今まで誰に相談してもお世辞の感じではなく「心配しすぎ」「問題ない」と言われてきました。
それはママ友だったり保育士さんだったり(←ブログでは描いていませんが)保健師さんだったり。
心配する私がおかしいような、そんな雰囲気を感じました。
そのためたくまの発達を心配することはいけない事なのかと思うこともあり、けれどやっぱりおかしい!と感じることも多々あり、もどかしく辛い時期でした。
言語聴覚士との面談は、おそらくことばの遅れがどこ由来のものなのかを検査するためのものだったのではと思います。
つまりは、自閉症からくる言語の遅れなのか、知的な遅れからくるものなのか、身体的な発達の遅れからくるものなのか、心配することのないものなのか、その最終決定なのだろうと今は思います。
ちなみにこの自治体ではこの後、発達検査申し込みが多すぎて時間短縮のために言語聴覚士との面談はなくなったそうです。
言語聴覚士さんとの面談が一番良かったので残念です。
発達検査をしてくれた心理士さんは「心理士」の資格は持ってたかもしれませんが、親に寄り添う姿勢もなくドライ過ぎて辛かったです。
たくまについても私が積極的に療育のことを言わなければスルーされていたと思います。
不思議なことに、役所の保健師さんや児童相談所の心理士さんよりも、児童相談所の言語聴覚士さんの方が感覚が良いと感じました。
これは個人差で、たまたまこの言語聴覚士の斎藤さん(仮名)が優れた感覚を持った方だっただけなんですが。
「保健師」や「心理士」の資格があればそれらの最低限の知識はあるかもしれませんが、その証明でしかないのだとこの経験で思いました。(勝手にスペシャリスト!と思ってました)
「言語聴覚士」と聞いて初めはそんなに子供の発達を知らないだろうと軽視していました。(すみません)
けれど斎藤さんは違いました。
この後に別の地域で何人か言語聴覚士の方の指導を受けることがありましたが、斎藤さんのような方はいませんでした。
言語系について知識はあっても、たくまのような多動で言うことを聞かない子へは皆さんちょっとイラッとしていましたね…。
中にはあからさまに機嫌が悪くなる方もいて、たくまのような子供に沿った接し方をしてくれる人はいませんでした。
ここでは書ききれませんでしたが、斎藤さんはイラッとすることはなく、とても上手にたくまと関わってくださいました。
資格の種類よりも、感覚的なものや素質が大事だと思った出会いでした。
最初の保健師さんのところで相談を終わらせなくて良かったです。
大丈夫と言われて鵜呑みにして、モヤモヤしながら育てていたら、今のたくまの成長はなかったと思います。
障害児の親としての私の成長も。
たくまのような子を育てるコツってたくさんあるんですよね…。
それは定型児の育て方とは違います。
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