今までのお話は
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で更新しているイラストの続きです。
文字のみで良ければ
をどうぞ。
こちらの方が先のことまで載っています。
過去のお話へのリンクが間違っていて修正しました。
ページが表示されなかった方々、申し訳ありませんでした。
最終回 ショック
この時のことは忘れられません。
「お母さん心配しすぎ」と言われる気満々で病院に行くと、なんと自閉症。
しかも軽度ではなく、中度の可能性。
ショックが大きかったです。
行きの電車移動はとても大変だったのに、帰りは覚えていません。
昨日まで、さっきまでは普通の子供だったのに、医師に診断された瞬間から「障害児」になってしまいました。
息子が別人に感じました。
遠くに行ってしまった気がしました。
今だから思うこと
漫画に描いていることは8年前の出来事です。
今にして思えば、診断された前と後で息子自身は何も変わっていないのです。
別人になってないし遠くにも行っていない。
変わったのは、私の見方・・・。
この後、長い時間をかけて私は息子を受け入れていきます。
「障害」を受け入れるまでに何年もかかりました。
ただ、8年経った今は、「障害」って支援を受けるための言葉にすぎないと気づきました。
だって息子は何一つ変わってないんだもの。
「障害」という診断があると、園や小学校で合理的配慮が受けられます。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』合理的配慮
この合理的配慮を受けるためには、診断名が必要です。
具体的には、板書が遅いため撮影機能があるタブレット型端末の使用の許可してもらったり、パニックを起こしたときに一人になれる場所に移動して休めるようにしてもらいました。給食を残しても食べるように言わないようにしてもらっています。
その他も細かいことですが、宿題を親の判断で減らしたり、字が汚くても読めればOKにしてもらっています。
周りに配慮も求めなくても大丈夫ならば診断はいらないかもしれません。
(親が、ではないです。子供自身が配慮を必要とせずに困っていないならです)
合理的配慮以外にも有難かったことはあります。
診断があったからこそ医師からの指導や訓練や療育を受けられました。
そして今の息子に成長できたので、診断を受けてよかったです。
良い方向に人生が変わりました。確実に。
漫画もそこまで続けられると良いのですが。
そうそう、来週からタイトルを変更します。
やっとシリアスな場面が終わったので、次回からはもっと簡単な絵にしてもっとゆるく見れるようにします。
宜しくお願いします。
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